
「断捨離」という言葉をご存知ですか?
私は、なんとなく聞いたことはあるけれども、どういう意味なのかはよくわからないという程度で、偶然、図書館で見つけ、とても興味がわいたので、読んでみることにしました。
「断捨離」とは、ヨガの「断行」「捨業」「離業」からきた言葉で、収納術と考えておられる方が多いようですが、そうではなく、「不要・不適・不快」を「要・適・快」に変えること。
なんだかわかりにくいですよね

たとえば、デスクの引き出しににボールペンが3本、その他さまざまな文房具が入っていますよ。
そこで、いつも使うボールペンは、決まった1本。
それを探すのに、数分かかることがあり、時間と手間がかかっている。
では、なぜボールペンが3本入っているのですか?
書けなくなった時の予備にというのは私だけではないと思います。
でも、予備が2本は必要ないでしょう。
このように、不要なものを取り除いていく。
おそらく、文房具の中にも、使えなくなったものとか、いつからか使っていないあるいは一度も使ったことがないというものがあるのではないでしょうか。
そうすることによって、引き出しの中が整理され、探すための時間と労力を省くことができます。
つまり、「不要・不適・不快」を「要・適・快」に変えたわけです。
参考となるのが、「七・五・一の法則」
「見えない収納」を7割、「見える収納」を5割、「見せる収納」を1割にする。
「あぁ、なるほど

私は、収納できる限りたくさんの物を、職場でも家庭でも詰め込んでいましたが、結局詰め込みすぎて、探すのが大変

ひどい時なんて、探し物が見当たらないなんてこともしばしば。
この「七・五・一の法則」は使ってみようと思いました。
掃除も絶対、楽になると思いますよ。
こんなかんじで、私にとってはとても興味深い内容の本でしたので、やましたひでこさんの他の書籍も読んでみることにしました。
『新・片づけ術 断捨離 「片づけ」で、人生が変わる。』
まだ、数ページしか読めていませんが、私のモヤモヤが一気に晴れた部分を紹介します。
季節の変わり目によく「着る服がない!」っていうことありませんか?
私は、毎シーズンがそうなのです。
着る服がないと言いながら、タンスの中は服がギッシリ入っていたりするんです。
つまり、着る服がないわけではなく、着る服が見当たらないだけなんです。
なぜ、私は毎シーズンこうなのか。捨てるのがもったいないからなんです。
まだ着れるけど、何年も着ていない。
私は今「服」を主役に物事を考えていますが、主役は「モノ」ではなく「自分」なんです。
「自分」が着るか着ないか、「自分」にとって必要か不要かを考えるのが「断捨離」です。
捨てるのがもったいないのなら、リサイクルショップに持ち込めばいい。
行きつけのリサイクルショップに買い取りしてもらいに行ってきます。
これで、来シーズンから「着る服がない!」という生活からサヨナラできそうです。
こんなに簡単なことが、なぜ今までわからなかったんでしょうね。
これを機に、タンスの中を一掃したいと思います。
みなさんもぜひ「断捨離」参考にしてみてください。
中心は「自分」と「今」です。
「自分」に「今」必要か、適しているか、快いか。
これが「断捨離」です。